2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

短歌日記

加害者も、被害者もない くるくるとビニールホースを巻き取ってゆく 撒き水をする手のひらに滲む水 手は父ではない父は手でない

短歌日記

さようならと手を振る人の逃げ水に滲む踵をじっとみていた

短歌日記

てのひらのすんなりはいってゆきそうなマフラーを原からもらう春のはじまり みぎがわのあしは草亀ひだりがわのあしは銭亀と決めて散歩がしたいしたいよ散歩 台所に大きすぎるテーブル置いてからというもの 蛇と蛙に 暑いねとかわすこわねのひとひらのこぞの…

短歌日記

振りむけば人の遠のくころほろと水の沸きたつ路の真中で 白骨をうすく食みたる皮に指這わせれば父の啜り泣く声 昼 森に母の群れ立つ 象も亀もみんな死んでしまった夏の 菊花に閉じ込められている腿の間のあたりが無図痒くなる おっぱいのはねていることよろ…

体が、膨らんだり縮んだりしてる。 落ち着かないこと甚だしい。

夏風邪をひいた。 ずびずばだ。 ちょっと、ひとりで作っているのもさみしいので、 集いに参加しようかと思っています。 短歌の。 集い? なんだろう・・・。 集いでは、ないのかも。 結社とか、同人とか。 ううう。

短歌日記 

恋人の淡い腰骨 ひふとひふ 剥して貼って剥して貼って